騒動勃発の初期からツイッターでメッセージを発信していた松本さん
反社会勢力の忘年会に端を発した吉本興業の「闇営業」問題。これらの問題を収拾すべく開かれた岡本社長の謝罪会見だったが、岡本社長の要領を得ない回答が目立った上、会見時間は5時間半に及ぶなど、混乱を広げた感は否めない謝罪会見だったことは記憶に新しい。その岡本さんの写真を「ガキ使」の番組中に登場させた松本さんは、騒動勃発の初期からツイッターでメッセージを発信するなど、事態の解決に向けて動く姿勢を見せ続けてきた。
特に、会見から僅か2日後となる7月24日には、「吉本芸人が全員集まって岡本社長会見大反省会&大討論会を生配信でやる。 夢を見た」とツイート。騒動を逆手に取って番組にしてしまおうともとれるメッセージにはファンからの絶賛が殺到したが、「ガキ使」の昨年の動きを見てみると、岡本社長のジグソーパズルがやや意味深に見えてくる。
昨年の「ガキ使」の「笑ってはいけないシリーズ」は、「絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター」だったが、そこから遡ること約2カ月前の2018年10月28日の通常放送の中には、大晦日の放送の「伏線だったのではないか」と視聴者から指摘された要素がチラホラ。大晦日の放送ではトレジャーハンターということで財団法人格の考古学研究所が登場するが、10月28日の放送では、「考古学者」「社団法人」という単語が出演者の口から飛び出しており、大晦日の放送が決定したと発表された際には、視聴者の間で指摘が相次いでいたのだ。仮に同様の形式が存在しており、今年の「笑ってはいけない」の番組制作が行われているとしたら......。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)