スーパーへの「Pay」導入まだ道半ば 手間がかかる、時間もかかる...課題乗り越えられるか

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コンビニと大きく違う点は...

   一方でライフは、スマホアプリで表示させたコードを、店舗側の端末で読み取るストアスキャン方式(CPM=利用者提示型)を導入した。こちらの方が時短できる――と思ったら、ツイッターでは「むしろ現金より時間かかった」といった声も出ている。

   レジそのもののバーコードリーダーではなく、別の端末を取り出して、そこに店員が金額を入力し、スマホ上のコードを読み取る。このパターンだと、たしかに客の手間は減るが、「誰かが金額を入力する」のは変わらない。コンビニでは、レジにつながっているリーダーで、決済用のコードも読める。いちいち金額を入れる必要もない。同じストアスキャン方式といっても、そこには大きな違いが存在するのだ。

   5月の記事では、店員がリーダーに金額を入れ、スマホのコードを読み取るイオン(ライフと同じ)と、客が金額を入力して、紙のコードを読むロピア(西友と同じ)をめぐり、現状における課題を考えた。しかし、それから半年近く経つが、さほど状況は変化していない。各社の本格導入で、何かが変わることを期待したい。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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