どのように「まちの文化」を駅デザインに生かすか
当初デザイン発表直後の18年12月に署名サイトchange.org(チェンジドットオーグ)上でデザイン見直しを求める署名を呼び掛けた作家の柴崎友香氏は9月1日にツイッターで、デザイン変更は「大きな決断だったと思います」と評価しつつも、
「当初の案の是非や新旧デザインの比較ばかりが目立ち、開業当初の面影を残す御堂筋線各駅の歴史的、都市空間的な価値や、そこに愛着を持っている人が多くいることがあまり取り上げられなかったことは残念に思っています」
と投稿した。
東京メトロと大阪メトロの駅リニューアルの進め方は、まちの文化を駅デザインにどのように生かすかの違いで、世間の反応が分かれた形になった。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)