「言論の自由のもとに撤回及び部分訂正を行う予定はない」
幸福実現党の広報本部は9月6日夜、J-CASTニュースの取材に答えて、同党の考え方などを説明した。
すでに公式ツイッターで公表していた「声明」などの内容に加え、自衛隊派遣などの霊言を載せた改訂版や本の内容については、「御本人の発言であるとの誤解を与える余地はありません」とし、「邦人保護のための自衛隊派遣など重要視点もあるため、表現の自由、言論の自由のもとに撤回及び部分訂正を行う予定はありません」と答えた。
アグネスさんから直接抗議などがあったかについては、「9 月5 日にご自身のツイッター上で出された『声明』以外で、幸福実現党向けのメッセージはありません」とした。
なぜ香港の民主活動家を支援しているのかについては、党公約にも掲げていることだとして、次のように説明した。
「幸福実現党は立党以来、中国の覇権主義を止める国防の大切さを訴えると同時に、ウイグル、チベット、内モンゴル等における中国政府による人権弾圧を改めるために、国連に意見書を提出する等の活動を行ってきました。宗教政党として中国におけるこれ以上の人権弾圧を見過ごすわけにはいかないからです」