「厳しさを味わった」大山の長打力に期待
「広島戦では惜しみなく投手陣を起用してくると思います。当然、藤川投手の出番もあるでしょう。リードしている場面でなくても藤川投手の起用があるかもしれません。3連戦すべてに登板する可能性もありますから、横浜戦で休養が取れたことは大きな意味を持ちます。阪神は2勝1敗で勝ち越してもゲーム差は1つしか縮まりませんから、3連勝で一気に順位を逆転したいところです」(野口氏)
また、野口氏は5日のゲームでスタメンに復帰した大山悠輔内野手(24)について言及。「大山選手の目の色が変わったと感じました。結果を出さなければ試合に使ってもらえないという厳しさを味わったと思いますし、気持ちの切り替えができたように思います。大山選手の長打力に期待したいです」(野口氏)
天王山の初戦は阪神が高橋遥人投手(23)、広島は九里亜蓮投手(28)が先発する。両チームのゲーム差はわずか2.5ゲーム。クライマックスシリーズ(CS)進出をかけた熱い戦いが始まる。