「合わせて、あのー、最近テレビを見るとね...」
こういった状況への所感を問われた玉木氏は、
「当然、説明責任があると思う、次から次へと出ていることについて、厚生労働大臣政務官を辞任したとは言え、これは政治家としての説明責任を問われる案件なので、しっかりと説明をしてもらいたい」
などと上野氏に説明を求めながら、やや言いにくそうにメディアにも「注文」した。
「合わせて、あのー、最近テレビを見るとね、お隣の国の法務大臣就任予定者のスキャンダルは何時間もかけてやってるんですけど、もう少し我が国の政府高官の口利き疑惑についても、メディアの皆さんにも頑張っていただきたいな、と思います」
司法相候補の曹国(チョ・グク)氏をめぐっては、娘の不正入試疑惑などスキャンダルが次々に噴出。その様子から「タマネギ男」と呼ばれ、ワイドショーでも盛んに取り上げられている。
かつては「このハゲー!」「違うだろう!」の暴言と暴行を男性秘書に浴びせた豊田真由子・元衆院議員の事案など、国会議員をめぐるスキャンダルをワイドショーが積極的に取り上げたこともあった。今回の上野氏の疑惑ではそうなっていないところに、思うところがあったようだ。
なお、玉木氏は悪化する日韓関係については、「責任があるのは韓国」だという立場だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)