武田邦彦氏、ゴゴスマ発言は「言論の自由の範囲内で、問題はなかった」 J-CAST取材に語る

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「自分から謝罪したり降板したりすることはない」

   発言について、武田氏は、自らの考えを述べる言論の自由はあるとし、番組で謝罪したCBC側について、「いくらCBCが責任あるったって、生放送というのは止められないですよ」「発言の責任はあくまでも私ですよ」と述べた。

   この騒ぎで、武田氏が番組を降板する可能性を指摘する報道なども一部で出ているが、武田氏は9月5日、J-CASTニュースの取材に次のように話した。

「今後の出演については、番組のプロデューサーから話があると聞いています。次回の出演前に話し合うことになっていますよ」

   自らの発言については、こう説明した。

「日韓の友好関係が大事なことは、番組で終始発言しています。日本男性の暴行事件も起きてしまいかねないので、政府やマスコミ、専門家らが反感を煽るのはダメだと指摘したわけです。自分たちの悪いところも認めて、双方が理解し合うことも必要だとも言っていたんですよ」

   石井アナが番組で誰の発言とも言わずに謝罪したことについては、「私はヘイトとも犯罪助長とも違います。どこがそうですかと、マスコミに聞きたい。しかし、個人がどう思っているかは関係なく、CBCにも人格はあります」と答えた。

   今後の出演については、こう話す。

「商業放送で事情もあるでしょうから、CBCでお決め下さいと思っています。CBCが判断したことなら、テレビ局の裁量になりますので、仕方ないでしょう。番組での発言を30分間聞いていて、出演した(大阪市立大学大学院教授の)朴一(パク・イル)さんとも終了後に無理やり握手しましたから、分かっているとは思っています。発言は、言論の自由の範囲内で、問題はなかったと考えており、自分から謝罪したり降板したりすることはないですね」

   武田氏降板の可能性も指摘されていることについて、CBCの総合編成部は5日、

   「こちらで発表していることはありません」と取材に答えた。武田氏がしばらく出演予定はないことに変わりなく、その理由についても特に答えていないとして、以前の取材時と状況は同じだと説明した。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

1 2
姉妹サイト