夕方の天気予報でおなじみだったキャラクター、ヤンマー株式会社の企業マスコットキャラクター・ヤン坊マー坊のデザインが、2019年9月5日にリニューアルを発表した。新たにCGを活用した現代的で躍動感のあるキャラクターデザインとなった。
「慣れ親しんだものが変わるというのはやっぱ寂しいね」
今年で誕生60周年を迎えるヤン坊マー坊は、1959年にヤンマー提供のミニ番組「ヤン坊マー坊天気予報」のキャラクターとして誕生。夕方のニュース番組内に組まれた天気予報でおなじみのキャラクターとして親しまれていたが、番組の放送は関東圏では2000年9月に、他地域でも2014年3月に終了。以降はヤンマーの企業キャラクターとして活躍している。
8代目となる新デザインは全体的にスリムになったほか、ヤン坊マー坊のトレードマークでもあった「Y」と「M」が大きく描かれたTシャツもリニューアル。クラブミュージック系のバンドTシャツにありそうなスタイリッシュなデザインで、「YANBOH」「MARBOH」の文字が描かれた仕様となった。
新しいキャラクターデザインを見たネットユーザーたちからは、
「特に文句は無いけど、慣れ親しんだものが変わるというのはやっぱ寂しいね」
「馴染むまで、ちょっと時間がかかりそうですね」
「新しいヤン坊マー坊...なんかゾワゾワする」
とのコメントが寄せられた。また、
「ちょっとなんかイメージと違うような気も。。」
というリニューアルに対する厳しい意見も見られた。
とはいえ、ヤン坊マー坊のデザイン変更はこれで7回目。多くの人の印象に残る直近のデザインになる前にも変遷を繰り返しており、特に初代などはすらっとしたスタイルで、イメージがまったく違う。
今後は、滋賀県にあるヤンマーミュージアム内のシアター映像などに登場する予定だという。