原巨人が恐れる「逆メークレジェンド」 背後に迫るDeNA、25年前の「大失速」再来か

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5年ぶりのV奪回に暗雲が

   また、1994年にはマジック点灯後に大失速した過去もある。8月18日にマジックを点灯させ、8月終了時点で2位・広島に4ゲーム差、3位・中日に6.5ゲーム差を付けて首位を快走していたが、9月に入って4勝10敗と大ブレーキ。中日との最終戦に勝利してなんとかリーグ優勝をものにした。8月から月をまたいで4連敗と失速する巨人と、25年前の巨人を重ねるG党も少なくないだろう。

   11年前は監督として、25年前は選手としてペナントレースの厳しさを体験してきた原監督。今シーズンの開幕直後から勝負所を夏場とし、攻めの姿勢を貫いてきた指揮官はこの日の試合後、「アクシデントが大きかった」とエースの緊急降板を振り返りつつ、「これをバネにしっかりと戦う」と気持ちを新たにした。

   2位DeNAとの直接対決は残すところあと6試合。今シーズンの最終試合となる9月27日がDeNAとの最後の対決となる。ペナントレースの行方はシーズン最終戦までもつれ込むのか。原巨人に暗雲が垂れ込めてきた。

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