「他の選手のモチベーションが下がる」 栗山こだわり采配に不安の声

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9年目はあるのか...

   チーム状態が上がらないなか、指揮官のこだわりの采配にファンから批判が相次いだ。8月13日には打率が低迷する清宮幸太郎内野手(20)を4番スタメンで起用。10試合連続で4番に据え、結果を残せずもその後も清宮を5番、6番に置き続け、ネットの一部ファンから「他の選手のモチベーションが下がる」との指摘が。プロ野球関係者の中からも指揮官のチーム内における求心力を不安視する声も上がっている。

   監督就任8年目となる栗山監督。日ハムでは1976年から83年の大沢啓二監督に並んで球団最長となる。これまで2度のリーグ優勝を果たし、2016年には日本シリーズで広島を倒して日本一となった。監督7年間でBクラスを経験したのは2度だけで、昨シーズンは3位に食い込み、CS進出を果たしている。

   9月6日からは本拠地札幌ドームで5位オリックスと「直接対決」を控える。2013年以来の最下位ならば、指揮官の進退問題が浮上しかねない。球団最長となる栗山監督の9年目はあるのか...。残り18試合、厳しい戦いが続く。

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