「松坂世代」分かれる明暗 苦しむ館山、輝く藤川、復活の和田、そして本人の今後は...

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守護神として活躍する藤川。和田も「登板なし」から再起

   一方、輝きを放っているのが阪神・藤川球児(39)だ。今季はドリスの不調でシーズン途中から守護神に抜擢されると、今月1日の巨人戦(甲子園)で今季11セーブ目をマークし、現役通算の236セーブに到達。メジャーから日本球界に復帰した16年以降4年連続40試合以上登板し、今季も4勝1敗、11セーブ、22ホールドで防御率1.53と申し分ない結果を残している。

   ソフトバンク・和田毅(38)も鮮やかに復活した。昨季は左肩痛で1軍登板なしに終わったが、今季は6月23日の交流戦最終戦・巨人戦(東京ドーム)で651日ぶりの白星を挙げるなど9試合登板で4勝3敗、防御率3.86。経験豊富な左腕の存在はチームにとってまだまだ不可欠だ。

   「松坂世代」に特別な感情を抱くファンは多い。置かれた立場はそれぞれ違うが、現役生活を悔いなくやり切ってほしい。

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