日本ラグビー界の「至宝」 足首負傷の姫野和樹は、W杯開幕に間に合うのか

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高校時代の「腕相撲」で先生の腕をへし折った

   体格やイケメン度はもちろん、姫野選手の恐るべきは、そのパワーだろう。テレビ番組で母校(愛知・春日丘高)を訪問した際には、女子高生2人を両腕にぶら下げて軽々とリフト。また日本テレビの水卜麻美アナウンサーも「すご~い!」と言いながら、剛腕にぶら下がったこともある。上腕の太さは44~45センチ。女性の平均「太ももサイズ」だというから驚きだ。

   さらに、高校時代の休み時間のこと。仲間と「腕相撲をしよう」ということになり、姫野選手も参戦。そこで教師と対決したところ「『バキッ!』ってなって、先生の腕を折ってしまって...。もう、卒業できないかと真剣に思った」というほどの怪力だ。

   約30年、ラグビーに携わっている筆者だが、姫野選手ほどのパワフルな逸材はお目にかかったことがない。大柄な外国人選手に豪快なタックルで刺さり、そのパワーでボールをもぎ取る姿は、ラグビー界の「至宝」と呼ぶにふさわしい。しかし、焦ってほしくはない。まずはケガと向き合い、しっかりと治療し、そして、溜まった鬱憤(うっぷん)を本番で大爆発させてほしい...と切に願う。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

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