DeNA逆転Vは梶谷がカギ 「数字以上の存在感」OBも注目

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「数字以上に巨人との差が近いと...」

「梶谷選手が打線にいることで相手チームに与える心理的影響は大きいと思います。ここ一番の大事な場面で1本が出る選手ですし、つなぐバッティングも出来ます。ここ2試合は9番に入っていますが、梶谷選手が9番に入ることで、相手チームにとっては1番打者が2人いるような感覚でしょう。数字以上の存在感を示しています」(野口氏)

   9月3日からは本拠地・横浜で阪神を迎えての3連戦を控える。今シーズン、DeNAは阪神との相性が悪く、ここまで7勝13敗1分けと、大きく負け越している。8月20日(京セラドーム)からの3連戦では3タテを食らい、3試合のうち2試合で完封負けを喫した。阪神に3試合で計19得点を許した一方でDeNAの得点はわずか1点のみ。

「横浜は今シーズン、阪神に苦しめられていますから3日からの3連戦は大きなヤマとなるでしょう。週明け10日には巨人との直接対決が控えているので、今週の阪神、中日6連戦は全て勝って気分よく巨人戦を迎えたいところです。巨人との差は4ゲームありますが、選手たちはこの数字以上に巨人との差が近いと感じているかもしれません」(野口氏)

   DeNAは残り18試合中、巨人との直接対決を6試合残しており、9月27日の巨人戦がシーズン最終試合となる。DeNAの自力V復活、そして巨人の優勝マジック消滅...。セ・リーグのペナントレースが最終局面を迎えようとしている。

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