「これをひっくり返すのはそう簡単ではない」
「大山選手に関しては周囲から色々と言われるでしょうから、ナーバスになっているかもしれません。平常心でいられるか少し心配です。鳥谷選手については、ここまで打点がありませんが、1つでも打点がつけば気持ち的にも違ってくると思います。試合前のバッティング練習を見ていても悪くありませんでしたし、本人も体は問題なく動いていると言っていましたから。私としてはここで終わるような選手ではないと思っています」(野口氏)
残り23試合で3位・広島とのゲーム差は「3」で、広島との直接対決はあと4試合。残り試合数とゲーム差に関して野口氏は次のように語った。
「決して安易な数字ではないと思います。阪神、広島どちらも負けられない状況で、このゲーム差ですから、これをひっくり返すのはそう簡単ではないでしょう。ただ、広島は29日の巨人戦での負け方が悪かったので、気持ちの切り替えが必要になってきます。いずれにしても、週末は上位4チームがぶつかりますので、ある程度、ペナントレースの行方が見えてくると思います」