船を使った空港アクセス JR東も羽田で開設検討...実際に乗ってみると

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船着場へのアクセスなどポイントに

   筆者は「ベイシャトル」の乗船経験があることから、そのときの感想をここで記したい。

   神戸空港と関西空港との距離は意外と近く、「ベイシャトル」の乗船時間は約30分だ。ただし船着場と空港ターミナルは直結しておらず、移動には時間を要する。神戸空港ターミナルから船着場(海上アクセスターミナル)までは徒歩5分、連絡バスで3分ほどだ。一方、関西空港側の船着場から第一ターミナルまでは連絡バスで6~7分、第二ターミナルまでは15分~20分はかかる。乗船時間と比較して、関西空港内の移動時間がむしろ長く感じられた。

   「ベイシャトル」の大きなメリットとしては神戸空港側の駐車場が挙げられる。「ベイシャトル」を利用すると神戸空港側の駐車場は旅行期間中、何泊であっても無料で利用できる。そのため「ベイシャトル」に乗船する人は自動車保有者が多いように感じた。

   乗船の経験から考えると、船便を使った空港アクセスのポイントは船着場~空港ターミナル間のアクセスと何かしらのプラスアルファのサービスが挙げられる。いずれにせよ、都心~羽田空港の船便の乗船がとても楽しみだ。

(フリーライター 新田浩之)

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