約13キロの体重を5カ月間でコツコツと落とした男性の写真が、ツイッター上に投稿された。その変貌ぶりにネット上は「すっげぇ」「私に希望を与えた」などと称賛コメントの嵐となっている。「痩せて少しでも変わりたいと思ったから」と理由を語る彼に、話を聞いた。
「毎日やって習慣化してしまえば、そんなにきつくはない」
まず1枚目の写真をご覧いただきたい。ぼてっとお腹が出ているのが2019年3月時点の投稿者(当時69キロ、身長168センチ)だ。しかし同時に投稿された8月時点(56キロ)の写真には、全身引き締まり、6つに割れた腹筋がある。「5カ月程度 家での筋トレだけでも、そこそこ変われたよね 今回は、ほぼ同じ場所と角度で撮影した!」と呟いたようにポーズは同じ。まるで別人だ。
8月25日に投稿された、この「ビフォーアフター」のツイートは、26日16時時点でリツイートは1万1000以上され、いいねは3万3000を超えている。リプライ欄には、写真をみたユーザーから「すげぇ」「私に希望を与えた」などというコメントの他、
「私も7月からダイエットを始めて、いまつらくてもう辞めようかなと思っていたのですが、ツイートを見てまだ頑張ろうと思いました」
「継続できてるのがすごい。。。」
「継続するコツとかを紹介してほしい」
などと、その「ストイックさ」に注目が集まった。リプライ欄には数々の質問が飛び交うなか、
「毎日やって習慣化してしまえば、そんなにきつくはないです!筋トレ自体は、しんどいですがw」
と答えるのが、この写真の投稿者である「柊せんせー」(@hiiragisensei)だ。会社経営のかたわらコスプレイヤーの撮影などを行っている。見違えるほど体型が変わった彼は8月26日、J-CASTニュースの取材に対して「食事制限とお菓子、ジュース、ジャンクフード類をかなり控えました」と語った。
続けるコツは「後に引けない形にする」
柊せんせーさんは、自宅のリビングで筋トレを始めたという。きっかけは「自分の見た目に自信がなかったため、痩せて少しでも変わりたいと思ったから」だという。主なトレーニングは「バーピー」。ジャンプと屈伸を繰り返す全身運動だ。また座り仕事をやめて、スタンディングデスクで、立って仕事をしているという。
また、食事制限とお菓子、ジュース、ジャンクフード類をかなり控えたといい、「タンパク質をしっかり取りつつ、野菜中心の食生活に変更し、外食は辞めて、ほとんど自炊生活に」なったと振り返る。
5カ月で13キロ。毎月2キロ以上体重が減る計算となる。体調に変化はなかったか聞くと、「むしろ痩せていくたびに調子が上がりました」。ストイックなダイエットを続けるコツは、
「周囲の人に頻繁にダイエットしてることを公言して、後に引けない形にすること」
苦しい時には、ダイエット前の写真や、体重計の記録を見て、結果が出てることを客観視するのがポイントだと教えてくれた。
(J-CASTニュース編集部 井上祐亮)