「ロペス選手の場面で打線がつながれば...」
「残りの6試合で、今回の3連戦で勝利した東投手と今永投手はおそらく2回ずつ登板すると思われます。東投手は肘の張りがあるとのことで登録を抹消され少し心配ですが、力強い投球を取り戻していますので期待できるでしょう。DeNAの投手陣はコマが揃っていますし、安定感もあります。あとは中継ぎ陣がどうつないでいくか。三嶋投手、国吉投手らの活躍がポイントになると思います。とくに三嶋投手は中継ぎとして覚醒した感がありますので、終盤戦のカギを握っていると思います」(野口氏)
また、打線に関して野口氏は、ここ6試合で3番に入っているホセ・ロペス内野手(35)の状態が気になるという。ロペスは3番に入ってから23打数1安打と、不振に陥っている。好機に打順が回ってくるものの、凡打が続き、なかでもここ最近は三振が目立つようになっている。
「1番に梶谷選手が戻ってきて、2番に筒香選手がいるので、ロペス選手の打席にチャンスが巡ってくることが多くなっています。4番には佐野選手、5番にソト選手という強打者が控えていますので、ロペス選手の場面で打線がつながれば、手が付けられないほどの強力打線になります。ロペス選手は状態が落ちているというよりは、いつものロペス選手ではない感じですので、本来の姿を取り戻せば問題ないと思います。まだ逆転優勝の可能性はあるので、DeNAナインには強い気持ちを持って頑張ってほしいです」(野口氏)