モデル+グラビア=「モグラ女子」絶滅危機? 筧美和子、新川優愛、久松郁実...卒業&結婚で状況変化

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モグラ女子は1回、絶滅していた!

   そのモグラ女子だが、その起源としては2015年に写真週刊誌「FLASH」が「モグラ女子」との単語を使って特集を組んだことが始まりとされている。ただ、それ以前に1度、モデルとグラビアアイドルを兼任する女性芸能人が出てきていたのも事実だ。というのも、2006年に芸能界デビューを果たした佐々木希さん(31)は、デビュー直後はモデル業と並行してグラビアアイドルとしての活動も行っており、その活動形態が「グラデル」(グラビアアイドル+モデル)と呼ばれていた時期があったのだ。また、同時期には、現在はモデルや女優として活動している杉本有美さん(30)もモデル業とグラビアアイドルとしての活動を両立させており、やはり、「グラデル」と呼ばれる状況で活動していたのだ。

   なお、この「グラデル」という単語はそれほど長い期間は使われず、佐々木さんが女性ファッション雑誌「PINKY」休刊により卒業(2009年12月発売の2010年2月号で休刊)した頃にはすっかり使われなくなってしまった。その後、モデル業と並行してグラビアアイドルとしての活動を行う女性芸能人はメジャーな存在ではなくなり、前述のFLASHの特集あたりから再び脚光を浴びるようになった。比較的新しい存在にも思えるモグラ女子だが、そのモグラ女子にも「隆盛」とでも言える傾向があったと言えるだろう。

   翻って、今回の筧さんのJJ卒業だが、その卒業に続いてモグラ女子が減っていくのか、それとも引き続きジャンルとして存在し続けるのか。男性ファンと女性ファンを同時に獲得できるという「おいしさ」があるとされるモグラ女子だけに、その後の趨勢が注目される。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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