優勝は3学年の混成チーム
第2回ニュース・博識甲子園の栄冠は、初出場の大阪星光学院の山川、木村、三好の3選手がつかみ取った。
優勝した3人は、木村選手が3年生、山川選手が2年生、三好選手が1年生というチーム。結成は山川選手の呼びかけに、木村選手が応じ、三好選手を加えて参戦することになったという。それぞれが得意なジャンルを補完しあっているが、これは「たまたま」だそうだ。「決勝が仙台第二と戦うことになったのは予想していませんでしたが、川嶋選手を先に勝ち抜けさせれば勝機はあると思っていました」と口を揃えた。
一方、準優勝に終わった仙台第二は、最後に残った鄭選手だけが3年生。「予選でも僕が足を引っ張っていたのに申し訳ない。でも、この場に連れてきてくれた後輩2人には、本当に感謝しています」とコメントすると、川嶋・両方の両選手が「鄭先輩がボードで稼いでくれたおかげで、この場に来れましたので」とねぎらった。
優勝候補の敗退、昨年のリベンジ、そして予選6位からの栄冠、と今年の「頭脳の甲子園」もドラマにあふれる大会となった。
なお、この決勝大会の模様は、後日、インターネットテレビ「Paravi(パラビ)」で配信される。