デリバリープロバイダ、頻出するトラブル報告 実態見えづらく...改善の道筋は

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   「デリバリープロバイダ」と呼ばれるアマゾンの地域限定配送業者によるトラブルが相次いでいると、ツイッター上などで話題になっている。

   中には、荒っぽい行動をする配達スタッフもいたとの情報もある。その背景には、当日配送などを巡る過酷な労働環境があるとの見方もあるようだ。

  • 配達スタッフの過酷な労働環境が背景?(写真はイメージ)
    配達スタッフの過酷な労働環境が背景?(写真はイメージ)
  • 配達スタッフの過酷な労働環境が背景?(写真はイメージ)

「指定時間外に配達に来る」「違う商品が誤配できた」

   アマゾンの当日配送は、宅配便最大手のヤマト運輸が担ってきたが、ドライバー不足などから、2017年に撤退した。それ以降、アマゾンは、デリバリープロバイダの業者に頼るようになったとされ、現在は、各地域で計9社がアマゾンと業務提携している。

   各社の配達スタッフについては、「いい人ばっかり」「世間話してくるし嫌いじゃない」といった好意的な書き込みも多い。ところが、ツイッター上などでは、一部スタッフの配達ぶりについて、様々な不満も度々書き込まれている。

「指定時間外に配達に来るし謝らない」
「知らん人の違う商品が誤配できた」
「この間はチャイム鳴らさずに不在届だけ入れられた」
「お宅の場所解りづらいんだよと文句言われた」

といったものだ。

   こうしたトラブルには、荷物の受け取り側に原因がある可能性もある。一方で、配達ノルマなどに追われるスタッフの労働環境が関係しているのではないかとの見方も多い。

   2018年10月には、あるデリバリープロバイダのスタッフだったという男性が内部事情をツイッターで明かして、反響を呼んだ。

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