制作携わったスタッフ「夏休み明けは子どもの自殺が増えてしまう時期」「休んでも大丈夫」
制作に携わったのは、新宿シューレの「子どもの権利を考える講座」メンバーと、子どもの学び場や成長の場の多様化を進めたり、不登校・登校拒否をめぐる問題に向き合ったりするNPO法人2団体でつくる全国子ども交流2019の実行委員会。主体となって制作した講座メンバーの多くは、新宿シューレに通う子どもたちだ。
J-CASTニュースでは20日、新宿シューレのスタッフで、動画制作にも携わった石垣慧さんに話を聞いた。
動画の対象者は、不登校に悩む子どもや親が対象。19日のタイミングで動画を公開したことについて、「夏休み明けは子どもの自殺が増えてしまう時期。特に9月1日の自殺が多いことはニュースでもあった。子どもたち当事者の経験からも長期休み明けは、自殺まではいかなくても苦しい気持ちになってしまう。そのタイミングで発信できたら」と狙いを明かす。動画に込めた思いを「休んでも大丈夫というような気持ちになってくれればいい」と願う。