いきなり「奥川投手はすばらしいピッチャーでしたか?」 履正社・井上選手への質問に「違和感」

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   第101回全国高校野球選手権大会の決勝が2019年8月22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、履正社(大阪)が星稜(石川)を5-3で破り、初優勝した。

   一方、試合後にテレビで中継されたインタビューで、インタビュアーが井上広大外野手(3年)に、対戦相手で今大会注目が集まる奥川恭伸投手(3年)などについて聞いたことをめぐり、ネット上では違和感を示す声が出ている。

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井上外野手が3点本塁打 攻防の末、履正社が粘り勝ち

   試合で両校は攻防を繰り広げ、熱戦を展開した。履正社は1点を追う3回表、2死1、2塁の勝ち越しのチャンスで、井上外野手が中越え3点本塁打を放った。星稜を2点リードし、試合の流れを大きく変えた。

   中盤、エースの清水大成投手(3年)が星稜の攻撃をしのぐが、7回裏に2点を許し、同点に迫られる。8回表で野口海音捕手(3年)や岩崎峻典投手(2年)の適時打で2点追加。清水から継投となった岩崎投手が守り切り、粘り勝ちした。

   そんな中、ネット上で首をかしげる向きが相次いだのは、試合後の「優勝選手インタビュー」。「共同インタビュー」として、インタビュアーが3本塁打を放った井上外野手に対して質問した。

   最初の質問として「奥川投手はすばらしいピッチャーでしたか」と聞かれると、井上外野手は「すばらしかったです」と回答。続けて「相手もすばらしい決勝戦も戦ってくれました。星稜高校もぜひほめてあげてください」と振られると、「お互いに全力を出し切った結果自分たちが勝っただけなので、うれしいです」と返していた。

   インタビュアーの質問に対し、ネット上では

「選手にも両チームにも失礼に思う(中略)井上選手は3回表で3ランだった インタビューするならそこなのでは?と思うしそこを聞きたい」
「井上君に対して失礼過ぎる」
「ホームランを打った井上くんを讃えませんか?」

などの反応が寄せられていた。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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