「ラグビーW杯2019日本大会」開幕まで1か月を切り、東京・新宿駅近くに公式グッズなどを取り扱う「メガストア」が8月22日、オープンする。
これに先立った21日、マスコミに向けて店内が先行公開された。この日は、大会公式マスコットキャラクターでもある「レンジー」も登場。大会へ向け、いよいよ機運が高まってきた。
広い! シングルテニスコートの約5倍
この「ラグビーW杯2019メガストア」は、新宿駅西口の旧スバルビル跡地(現・小田急パーク)に設営された。開店前日となった21日は、メディア向けに店舗内を先行公開。日本はもちろん、海外メディアも多数訪れる注目度の高さだ。
入店して驚いたのは、その広さだ。敷地面積は、約1000平方メートル以上。テニスコート(シングル)の面積が約196平方メートルと言われているが、その5面分にも当たる。その中に参加チームのジャージ、タオルマフラー、応援グッズ、記念品、Tシャツや帽子など数々の商品が並ぶ。中でも、大会公式マスコットキャラ「レンジー」グッズが、あちこちに点在する。
「レンジー」というキャラは、日本の伝統芸能である歌舞伎の「連獅子」をモチーフとしたもの。白い方が親の「レン」、赤い方が子の「ジー」で、2人? 2頭?? 合わせて「レンジー」。関係者によると「親子というだけで、性別などはありません」とのことだ。また「狙ったわけではない」と話すが「レン=白」、「ジー=赤」。まさに、日本代表ジャージのカラーとなっている。
品ぞろえは約850種類。メインは日本代表グッズとなっているが、参加各チームのグッズも所狭しと並ぶ。公式ショップは全国で80店ほどできる予定だが、同メガストアでしか買えないレアものも多いという。
嶋津事務総長「場所がいいよね」
この日、ワールドラグビー(WR)幹部らととともに開店前日のテープカットを行った大会組織委員会の嶋津昭事務総長は、
「新宿駅からすぐということで、何といっても立地がいい。しかも、開幕戦は東京スタジアム(調布市)だしね。試合前、観戦後にぜひ、立ち寄っていただきたい」
また、嶋津事務総長は、2015大会で「スポーツ史上最大の奇跡」と言われた南ア戦を現地(イングランド)で観戦。その時のエピソードも語ってくれた。
「勝利の翌日に現地のストアへ行ったんだよ。そうしたら、日本代表グッズだけ完売だった(笑)。今回もそういう状況、それ以上を目指して頑張ってほしい」
同ストアは、8月22日から11月20日まで、毎日営業する。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)