22日にも巨人の優勝マジックナンバーが...
制球力が良いタイプではない濱口に対し、より重圧がかかる満塁策。絶対に四球が出せない状況に追いやった指揮官の采配に、ファンからは疑問の声が殺到している。「本当に不可解な采配だった」、「コントロールの良くないピッチャーに満塁策はダメでしょ」、「完全に逃げの采配」など、ネット上ではラミレス監督への不満が充満している。
かつてラミレス監督が自身の采配について「データ8割、フィーリング2割」と語っていた。実際、ラミレス采配がズバリ的中するゲームも数多くあり、否定はできないが、データを重視するあまり、周囲が首をかしげるような采配をするシーンもみられる。ラミレス采配に関しては「短期決戦に強い」など高く評価する関係者がいることも事実。だが、この日の申告敬遠満塁策は、明らかに流れを変えてしまった。
残す試合はあと29試合。6ゲーム差まで広がった首位・巨人と23日から3連戦を控える。直接対決までにゲーム差を縮めたいところだったが、逆にゲーム差は広がった。首位を快走する巨人は5連勝で、早ければ22日にも優勝のマジックナンバーが点灯する。DeNAの失速でセ・リーグの灯火は消えてしまうのか。ラミレス監督の正念場が続く。