元SMAPの稲垣吾郎さん(45)が2019年8月20日、東京都内で開かれた「ウォルト・ディズニー・アーカイブス コンサート」の記者発表会に登場し、ディズニーへの熱い思いを語った。
同コンサートはディズニー音楽の祭典で、開催は2020年(東京・兵庫・名古屋で全8公演)。ナビゲーターに就任した稲垣さんは自らが好きなディズニー作品のキャラクターについて、「白雪姫の王妃です。王妃は、毎日『鏡よ、鏡よ、鏡さん』と言ってますから、僕と通じるものがある」とおどけるなど、終始饒舌にトークを繰り広げた。
ミッキーマウスがパラパラと...会場爆笑
そんな絶好調な稲垣さんとは対照的に、トーク終了後のフォトセッションは、とある要因から「グダグダ」になる一幕があった。フォトセッションは同コンサートを紹介する、畳半分ほどの大きさのパネルをカンバス立てに立てつつ、稲垣さん、及び、登壇者でジャズ・ピアニストの島健さんがその両脇に立って行われたが、そのパネルが曲者だった。
フォトセッション開始直前、報道席にいたカメラマンから、パネルがテカった場合にはその都度パネルの角度を調節してほしいとの要望が出た。このため、フォトセッション時には何度かパネルの向きを変えて撮影が行われたが、その際、パネルの上に乗せられていた高さ15センチほどのミッキーマウスのぬいぐるみ5体が、パラパラと床に落ちてしまったのだ。
1回目のハプニングは、スチール写真撮影の最中にパネルの角度を変えようとしたところ、ぬいぐるみ5体が床に落下。「ああーっ!」という声が記者から上がり、その後、会場内は爆笑に包まれた。会場のスタッフが懸命にぬいぐるみを拾い集めてパネルにセットすると撮影は再開されたが、「悲劇」はこれでは終わらなかった。
稲垣さんと島さんそろってのフォトセッションが終わり、稲垣さん単独のフォトセッションの最中にも、同様のハプニングが発生。やはりぬいぐるみ5体が床に落下し、会場のスタッフがそれを拾い集めてセットし直すという光景が繰り広げられたが、今度は、なかなかパネルが安定しないという新たな問題が発生。すると、稲垣さんは自らの右手をパネルの裏に添え、パネルを支えつつ撮影に対応するなど、サービス精神旺盛な態度で報道陣を沸かせたのだった。
最後まで饒舌さは鈍ることなく
フォトセッション終了後、会場では囲み会見が始まった。仕事の合間を縫ってディズニーの話題作は一通りチェックするという稲垣さんだったが、記者から「『美女と野獣』はどなたと見ましたか?」との問いには、「美女と野獣は、誰とだったかな......。ヒロくんだったかもしれない!」と、記憶を手繰りつつ回答。「ヒロくん」とは、稲垣さんがテレビ番組でたびたびその存在を明かす「半同居人」で、長きにわたって交友関係を維持していることで知られる男性だ。なお、稲垣さんはすかさず、「(誰と見たか)考えとけば良かった」とも話すなど、イベント終盤に至るまでその饒舌さが鈍ることはなかった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)