ラグビーW杯「ベスト8には入れるはず!」
何度か、山口先生にも会ったことがあるという山下さんは、
「山口先生の、教師としての『器の大きさ』ですよね。人間を育てた監督でもあり、教師でもある。人の道っていうか、そういった方に育てられて、(教え子で2016年に亡くなった)平尾誠二さんも日本代表監督にもなられた。時代を代表する人材が生まれたのは、山口先生の『愛』があったからですよ。例えは変かもしれないけれど、吉田松陰みたいな、時代を変える才能を開花させたというか。そういう偉大な先生が少なくなっている。単なるお金儲けとかじゃなくて。すごいですよね」
9月に開幕するラグビーW杯。プライベートでもラグビーを観戦するという山下さんは、
「次に(自国)開催されるのはもっと先でしょ? 時差なしに見られる今回の日本開催って、最高です。まずは(初戦の)ロシア戦は『マスト』で勝ってほしい。今、日本代表はインターナショナルなチームになっているので、ベスト8には入れるはずです!」
余談だが、1974年(昭和49年)生まれの記者は、周囲の勧めで小学3年からラグビーを始めた。当初は「痛くて、しんどくて、ジャージは臭くてドロドロになって、先生は厳しくて、なかなか上手にならなくて」と思って「いつ、辞めてやろうか...」と考えていた。
そんな時に出会ったドラマが「スクール☆ウォーズ」だった。あのドラマがなければ、ラグビーを続けてはいなかっただろう。
「滝沢先生」こと山下さん、最高の「道標」をありがとうございます。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)