山下真司が今語る「スクール☆ウォーズ」とラグビーW杯 「本物ってこういうことか...」明かす衝撃

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名門・明治大ラグビー部に出稽古して

「アクションはやっていたけど、初めてタックルをするシーンを撮りました。しかも相手は米軍でアメフトをやっている方で。それで1日、明大ラグビー部に教わりに行ったんですよ。選手から『もものあたりを、抱えて止めろ』って言われて。そんなアクションなんて、やったことないじゃないですか(笑)。本当にもう、無我夢中でしたよ。そのドラマが、こんなに有名になるっていう想像もつかなかったし、思ってもいなかった」

   またドラマの撮影中には実際、伏見工のビデオを借り、みんなで研究したそうだ。

「どういう精神状態で、どんな目つきになってやるんだろう。実際のビデオを見たら、全然違いました。ああ、本物ってこういうことか...と」

   その結果が、山下さん演じる「滝沢先生」の感動の涙を呼んだ。

「俳優ですから。泣くこと自体は、そんなに...ね。でも、最初は『目薬を用意する』というような話だったんだけれど、スポーツの感動モノは、目薬を指して、泣きマネする方が難しいんですよ。最初は苦労したんだけど、だんだん、泣かなくてもいいのに自然と涙が出てくるようになっちゃって。台本には書いていなくても、自然に涙が流れてくる。それが本当の涙かな...って。それまでは泣くために努力して泣いていたんだけど、本当に心の奥から出てくる涙、これが本当の涙なんだな...と」

   本物の山口先生が、山下さん演じる「滝沢先生」に入り込んだ瞬間だったのだろう。

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