少子高齢化、結婚しない男女...などと言われて久しいが、婚活支援サービスを展開するパートナーエージェント（東京・品川区＝以下、同社）が、興味深いデータを発表し、話題となっている。東日本より西日本の方が、恋愛や結婚にやや積極的で、とくに結婚相手に求める条件が極めて対照的だった。
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条件はともあれ、結婚生活は夫婦2人で築き上げていくものだ
「西」は一緒に生活したい人を選ぶ傾向
同社では、20～39歳の独身男女2400人に対して「恋愛観」と「結婚観」に関するアンケート調査を実施した。調査は「結婚したいと思いますか？」、「何歳で結婚したいですか？」といった内容だ（東日本＝北海道、東北、関東甲信越、東海地区、西日本＝北陸、近畿、中国、四国、九州地区）。これによると、
☆結婚したいと思いますか？
・東日本＝60･3％
・西日本＝61･4％
☆何歳で結婚したいですか？（平均値）
・東日本＝31･92歳（男性32･19歳、女性31･64歳）
・西日本＝30･01歳（男性29･96歳、女性30･05歳）
東日本より西日本の方が男女とも、微妙に「結婚願望」が強く、「できるだけ早く結婚したい」...という結果だった。とくに、際立っていたのが次の項目だ。
☆結婚相手に求める条件は？（上位順に5位まで）
・東日本＝暴力を振るわない、清潔感がある、健康、見た目がタイプ、偏りすぎない体型（太りすぎ、痩せすぎなど）
・西日本＝浮気をしない、借金をしない、ギャンブルをしない、煙草を吸わない、子どもが欲しい
同社の分析では、
「東西を見比べてみると『東』は、見た目やステータスに関する条件が比較的、上位に入りました。一方の『西』は、一緒に生活することを想定した条件が目立ちました」
ということだった。