戦後74年、新聞が報じた「8月15日」 各社紙面を見比べる

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毎日→高齢化に苦悩する「遺族会」

   毎日新聞(東京14版)は1面で、全国の「遺族会」に行ったアンケートを紹介。回答した27都道府県では高齢化などを理由に、ここ10年で会員数が3分の2に減っていることを報じた。2面でもこの問題を詳報し、会員減で解散した遺族会の元会長が苦悩している様子に触れた。活動をしている遺族会の声も紹介し、夫をシベリア抑留で亡くした99歳女性の言葉も伝えていた。

   日本経済新聞(東京13版)は社会面(31面)で、知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)で始まった資料の長期保存のための研究や、戦前の広島で撮られた写真をAI技術でカラー化する取り組みなどを伝えていた。文化面(32面)では、戦争末期に日本軍が敵艦への体当たり攻撃のために開発した、人間魚雷「回天」を調べ、伝え続けているという人物の話が掲載されていた。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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