メンヘラ製造機か、モラハラ男か...? 「凪のお暇」中村倫也VS高橋一生に「どっちも好きすぎて無理」

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   女優の黒木華さん(29)が主演する「凪のお暇」(TBS系)が話題だ。

   同ドラマは漫画家のコナリミサト氏の同名漫画が原作。黒木さんが演じる主人公・大島凪が人生をリセットすべく一念発起して退職や引っ越しを行い、その後、新たに築かれる人間関係を描いていくドラマだ。 2019年8月9日に放送された第4回では、凪が土砂降りの中、引っ越しを機に交際の解消を目論んだ我聞慎二 (高橋一生さん=38)に対し、引っ越し先で出会った安良城ゴン(中村倫也さん=32)との関係を優先させたいと伝える姿が描かれるなどした。

  • 中村倫也さん(2018年撮影)
    中村倫也さん(2018年撮影)
  • 中村倫也さん(2018年撮影)

「メンヘラ製造機」に引っ掛かってしまった凪

   これら、凪が人生のリセットをしたことをきっかけに発生した三角関係だが、ゴンは一度に複数の女性と同時に付き合うという、いわゆる「クズ男」。ゆえに、三角関係とはいえ、その「両辺の長さ」は等しいわけではなく、ゴンにとって凪はあくまで、複数いる候補の1人に過ぎない。しかも、第3回のラストでは、「ゴンと付き合った女は身を滅ぼす」「ゴンはメンヘラ製造機」であることが明かされるなど、決して「まともな恋愛対象」ではないことが明らかなストーリーとなっている。

   しかし、である。「凪のお暇」が放送されるたび、ネット上ではツイッターを中心に、「中村倫也もあの無邪気だからこそ手に負えない妖精みたいな役がすごく似合っている」といった、ゴンにメロメロな女性たちのツイートが続々。実際、作中でも凪はゴンの虜になっており、その危険な魅力がテレビの画面を超えて視聴者の女性たちに「感染」しているのが分かる。

   ただ、ゴンの前に凪が交際していた慎二も、決して「まともな恋愛対象」ではなかったことも明らかだ。第1回では、突然連絡を絶って引っ越したとはいえ、凪の引っ越し先を特定してその場に表われた慎二は、天然パーマ全開となった凪と再会を果たすなり、「ブスになったな」と平気で暴言を浴びせただけでなく、ズカズカと上がり込んだ上で、「いいか? お前は絶対変われない!」と、人生をリセットしようとする凪に罵声を浴びせていた。まごうことなき「モラハラ男」だが、その慎二に対しても、回を重ねるごとに「モラハラ高橋一生もすこ」といった絶賛の声が続々なのだ。

タイプの違う「危なさ」が人気けん引

   これら、「メンヘラ製造機」のゴンと「モラハラ男」の対比が印象的な「凪のお暇」だが、回が進むにつれ、2人の人気は強化される方向に進んでいるようだ。第4話放送後には「ゴンさんのセクシーな顔と声も見ていて心地良くて好き」「高橋一生百点満点の我聞慎二で本当に最高」といった声が続々とツイッター上に上がったほか、中には、

「高橋一生はいっしょういけめんだし、微笑んでる中村倫也は世界を救うと思うんだよね」
「高橋一生も中村倫也もどっちも好きすぎて無理」

と、2人を選ぶことが出来ないとする声まで上がる始末だ。

   方向の違う「危なさ」が際立つ2人が、今後の視聴率をけん引しそうだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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