大村知事はツイート削除、公式からは協賛・協力消える 殺到する「苦情」で続く余波

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消えたツイートはブログに掲載した、と説明するが...

「最近、私は過去のツイッターの一部を削除しましたが、これは 愛知トリエンナーレの展示の一部中止の件と関係のないお知らせの関係者に対し、同件に関する書き込みがなされ、ご迷惑をおかけする事態になったため、やむを得ず削除したものです」

   そのうえで、削除したツイッターの内容については、ブログに掲載したと説明した。ただ、掲載されているのは、甲子園やロボカップといった展示問題に関係のないものばかりだ。

   一方、「協賛・協力」のページが公式サイトから消えたことについては、トリエンナーレの公式サイトで8月13日、お知らせで次のように説明した。

「『あいちトリエンナーレ2019』の展示内容について、協賛企業・団体の皆様へ電話、メール等により様々なご意見等が寄せられ、ご迷惑をおかけしている状況等にもあることから、当面、公式Webサイトへの協賛企業・団体名の掲載について見合わせることとしました」

   実行委事務局の広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、10日にページを一時的に中止したとし、苦情の殺到などでスポンサーを降りる企業などがあるかについては、「その有無を言うことで、また苦情が想定されますので、お答えできません」と答えた。

   大村知事のツイート削除との関連については、「関連しているとの認識はないです」としている。

   スポンサー企業の1社は、10日夜に協賛担当者が実行委事務局からメールでページ削除の通知を受けたことを取材に明らかにした。その理由については触れていなかったといい、同社でも理由は認識していないとした。

   展示問題については、「当社から働きかけは一切行っておらず、スポンサーを降りる予定もないです」としている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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