「み~んなのみな実」が成熟した!?
フリーアナウンサーが本業でありながら、妖艶さをこれでもかと振りまいた田中アナ。「ぶりっ子」キャラの印象も強いだけに、そんな田中アナに違和感を覚えた視聴者もいたかもしれないが、田中アナのこれまでのキャラを考えれば、今回のような挑発的な役柄は、これまでのキャラの正統進化系とも言えるのではないだろうか。
田中アナは2012年11月、「フライデー」(講談社)のスクープで、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん(当時29)との真剣交際が報じられた。熱愛報道にファンがどよめく中、11月4日放送の「サンデー・ジャポン」に出演した田中アナは交際について、核心を突く質問をのらりくらりとかわしつつ、「何があっても、みな実はみ~んなのみな実だよ!」とニッコリ。スキャンダルを「ぶりっ子キャラ」で飲み込み、熱愛への追及を振り切ることに成功したのだった。
あれから7年。田中アナが「ルパンの娘」で見せた「悪女キャラ」は、当時炸裂した「ぶりっ子キャラ」が成熟した結果生まれたキャラなのではないだろうか。だとしたら、今回の出演は、田中アナの今後に大きく資するものだったと言えるだろう。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)