「機械的な匂いがする!」
ビルの入り口にいたのは、人間の背丈はあろうかという体長の「パンダ」。「メチャクチャリアルだ!」などとその精巧さに驚く3人だったが、その「パンダ」に促されるままその雑居ビルのエレベーターに乗り込んだ。
雑居ビルのエレベーターとあって、3人と1匹が乗っただけで中は寿司詰め状態に。パンダに密着しそうになったのっちさんに対し、ケンドーコバヤシさんが「匂いはどう? 匂いは?」と尋ねると、のっちさんは「機械的な匂いがする!」と率直すぎる回答。まだ「パンダ」が本物であるという体が完全には崩れていない中での「のっち節」に、ケンドーコバヤシと羽田さんが爆笑したのはもちろん、スタッフからも笑い声が漏れた。
エレベーターで5階に到着すると、そこには何と、撮影に使う着ぐるみなどを作る会社があった。当該フロアでは、「社長の岡部です」と名乗る男性から「パンダ」が自社の製品であるとの種明かしがされたほか、「以前はウルトラマンの会社の副社長だったんです」と、社長のバックグラウンドが明かされるなどした。
また、会社の従業員がラジコン操作でパンダの表情を細やかに披露するなど、その精巧さに驚くケンドーコバヤシさんと羽田さんだったが、そんな中、のっちさんはパンダの着ぐるみとセットとなっている笹を手でつかみ、「笹食え!」と着ぐるみに押し付けるなど、終始ご満悦な様子だった。