エボラ感染の疑いで埼玉の女性を検査 厚労省「国民の皆様へのメッセージ」の内容(追記あり)

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「患者が搭乗していた飛行機に同乗していた乗客の感染リスクは極めて低い」

   エボラウイルスに感染すると、2~21日の潜伏期間の後、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が見られ、次いで、嘔吐や下痢、吐血などに至る。現在、エボラ出血熱に対するワクチンや治療薬の開発が進んでいる。

   厚労省サイトの発表文によると、一般的に、症状のない患者からは感染せず、「患者が搭乗していた飛行機に同乗していた乗客の感染リスクは極めて低い」。また、空気感染もしないとしている。

   ニュースのコメント欄などでは、「過度にビビらずにいたい」と冷静に対応すべきとの声のほか、「政府は後手後手にならないよう対策を」などの要望も出ていた。

   首相官邸の災害・危機管理情報の公式ツイッターによると、安倍晋三首相は、患者の治療や二次感染の防止、検疫の実施などに万全を期し、国民に的確な情報提供をすることなどを指示した。政府は、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。(再追記:厚労省は4日午後、検査結果が「陰性」だったと発表した。)

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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