エボラ感染の疑いで埼玉の女性を検査 厚労省「国民の皆様へのメッセージ」の内容(追記あり)

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   アフリカ中部のコンゴから帰国した埼玉県の70代女性にエボラ出血熱感染の疑いがあり検査中だとして、政府がネット上で情報提供をしている。

   そこでは、「判明次第公表」「現時点では感染は確認されておらず、検査結果が陰性となることも十分にあり得ます」とし、いくつかの注意喚起も行っている。(2019年8月4日夕、追記:厚労省はその後、「陰性であるとの結果が得られた」と発表した)

  • 首相官邸もツイッターで注意喚起
    首相官邸もツイッターで注意喚起
  • 首相官邸もツイッターで注意喚起

女性から、インフルA型の陽性反応も

   厚労省が2019年8月4日午前に行った発表によると、女性は7月31日にコンゴから帰国し、検疫所で健康の監視を続けていたが、8月3日になって38.2度の発熱があり、夜には39.2度まで上がった。

   女性は、都内の医療機関に入院し、国立感染症研究所村山庁舎で採取した血液の検査をしている。本人は、エボラ患者との接触はなかったと言っているという。現時点では、感染は確認されておらず、検査結果が陰性となることも十分にあり得るとした。なお、インフルエンザの検査をした結果、女性にA型の陽性反応が出たとしている。

   コンゴは、東部でエボラが流行し、1800人以上が死亡したと報じられており、世界保健機関(WHO)が7月17日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言していた。厚労省は、海外渡航者に発生地域に近づかないよう注意を呼びかけ、検疫対応を強化していた。

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