こども食堂は誰のため? 玉木雄一郎氏ブログきっかけに話題...現場に話を聞く

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   国民民主党の玉木雄一郎氏が2019年7月30日、「こども食堂はなくした方がいいのか?」というブログを更新した。ツイッター上に「こども食堂」で自身がカレーを食べた写真を挙げた際、「子どもが食べるカレーを大人の玉木が食べるな」といった意見が寄せられ「炎上」したという。

   玉木氏もブログのなかで解説を加えているが、果たして、こども食堂は誰のためのものなのだろうか。こども食堂運営者の連絡会として機能している「こども食堂ネットワーク」の事務局担当者、並びに実際の運営者に話を伺った。

  • こども食堂ネットワーク(画像はスクリーンショット)
    こども食堂ネットワーク(画像はスクリーンショット)
  • こども食堂ネットワーク(画像はスクリーンショット)

玉木氏は「地域交流」に重きをおいたと意見

   国民民主党の玉木雄一郎氏は、2019年7月27日、自身のツイッター上で、「こども食堂」で「(子どもたちと)一緒にカレーを食べました」と更新し、同時にカレーを持ち上げ笑顔の写真を投稿した。

   ところがこの投稿には

「なくていい世の中を作る気はないんですかね」
「子供たちのためのカレーを食べたオトナ」

といった批判が寄せられた。

   これを受け、玉木氏は30日、自身のブログを更新し、「先日カレーを食べてプチ炎上した」と冒頭述べ、批判に対して「そんな見方をされるのか」と疑問視した。

   玉木氏は、

「実際には、公民館等で月に1~2回程度、誰でも利用できるよう地域のみんなに開かれている場合が多い。私が訪問したところも、まさに地域の交流拠点という形態だった。当日来ていた子どもたちは、ほとんど親子で来ていたし、高齢者もいた」

と子どもだけでなく「大人」もいて「地域の交流拠点」だと、自らの体験を元にその意義を説明した。このブログはソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」の人気記事入りするなど、ネット上で話題を呼んだ。

   J-CASTニュースは玉木氏のブログを実際に読んだという、こども食堂運営者の連絡会として機能している「こども食堂ネットワーク」の事務局担当者に2019年7月31日、取材をした。ブログの内容に概ね同意を寄せ、「こども食堂は誰のためなのか」という質問に口を開いた。

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