マイナビ「企業間で個人情報のやりとりなし」
マイナビも16年から、内定辞退率を予測するサービス「PRaiO(プライオ)」を販売している。
企業が保有する過去のエントリーシートをAIに学習させ、応募学生の内定を辞退する確率を5段階に分析。早期離職者や役員候補などの予測も可能だ。導入企業は約80を数える。
マイナビ広報部は2日、J-CASTニュースの取材に、「(リクナビDMPフォローとは)サービスの基本構造はまったく違います」と話す。「PRaiOの場合ですと、企業様に提出されたエントリーシートの情報のみで分析するため、そこにマイナビサイト内の学生情報は分析に使われません。また、受領するエントリーシートは個人を特定できない形になっており、当社と企業間にも個人情報のやりとりはありません」
分析データは企業内で完結するため、AIで分析することについての同意取得は「企業様にお任せする範疇と考えております」としている。
(J-CASTニュース編集部 谷本陵)