スマホ決済「7Pay」の小林強社長が2019年8月1日午後の会見に出席しなかった。
小林強社長とは、「7pay」の不正使用問題をうけ、7月4日に緊急記者会見に出席した人物だ。「2段階認証?」とセキュリティ対策についての記者からの質問に戸惑いをみせたため、ネット上では、「2段階認証おじさん」などと揶揄されていた。
出席したのは「社長」ではなく「営業部長」
その社長は、8月1日に開かれた、「7payサービス廃止のお知らせとこれまでの経緯、今後の対応に関する説明について」の会見に姿を見せなかった。代わりにセブン・ペイからは、取締役営業部長の奥田裕康氏が出席していた。
そのため、ネット上には、
「小林強社長は 二段階認証しないと現れません」
と皮肉る声も。
記者からの、
「7pay運営元のセブン・ペイのトップがどうして会見に出席していないのか」
という質問に対し、セブン&アイ・ホールディングス(7&i HD)代表取締役の後藤克弘副社長は、
「7payの廃止については(8月1日)朝開催の7&i HDの取締役会で決定いたしました。ホールディングスとして会見をセットしております。誰が質問に答えるのが適切かという判断の中で、(セブン・ペイ営業部長の)奥田を参加させた」
と述べた。