混戦パ・リーグ、抜け出すチームは... 田中幸雄氏が注目する「鍵となる力」

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上位4チームが貯金生活、戦国時代に入ったパ・リーグ

   一方、日ハム投手陣について田中氏は「先発の吉川投手は回を追うごとに球速が落ちていきましたが、2回のホームランは決して悪い球ではありませんでした。逆球のアウトロー低めをうまく下水流が打ちました。結局、得点はこの2ランの2点だけですし、中継ぎ陣は安定感がありました。ショートイニングをそれぞれしっかり抑えましたし、先発、中継ぎのバランスがいいと感じます」と指摘した。

   前半戦、首位を快走していたソフトバンクがオールスターゲーム直後に5連敗を喫し、その後も3連敗を喫するなど、7月30日時点の後半戦の成績は4勝9敗と大きく負け越している。ソフトバンクの失速もあり、上位4チームが貯金生活をしており、パ・リーグはいま「戦国」状態に入っている。

「パ・リーグはどのチームが首位に立ってもおかしくはない状態にいます。どのチームも負けられない試合が続きますが、その中でどのようにして失点を防ぐかが重要になると思います。打線に関しては、その時のチーム状態によって大きく変わってきますので、投手陣が安定しているチームが上がってくると思います。ファイターズにも言えることですが、いかにして失点を抑えるか。投手力が安定したチームが優位に立つと思います」(田中氏)
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