「JASRACから音楽を守る党」が誕生? ツイッターで準備会が始動...発起人に話を聞いた

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空席があっても「満席」分取られる著作権料

   工藤さんは口酸っぱく「JASRACの解体を目的にしている訳ではない」という。

「JASRACの問題を法律改正により改善したいという想いがあります」

と焦点は法改正のようだ。

   改善したい、是正しなくてはならない問題を3つあげた。

(1)音楽教室の著作権料支払い問題
(2)包括契約の問題
(3)著作権料の支払いに関する問題

   工藤さんは「自身が経験したこと」として、コンサートなどの「座席数による著作権料の支払い請求問題」を挙げ、

「現在、コンサートにおける著作権料の支払いは座席数で決められています。これは音楽家の支出を増やし活動を阻害している一因でもあります。満席にならないコンサートがかなりの割合ありますが、支払いは満席である事が前提で請求されます。本来はチケットの売れた枚数、入場者数でカウントすべきものだと考えております。著作権等管理事業法の改正で是正したいと考えております」

と述べた。

   ツイッターのアイコンは「J音党」。読み方はまだ決めていないという。アカウント名の「設立準備会」という表記について「本当に党として活動するときに外す」と述べた。資金が集まらなければ「素直に受け止めて、解散する」らしい。 「長い時間をかけて国政選挙へ向けて準備」をしていくそうだ。

(J-CASTニュース編集部 井上祐亮)

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