玉木氏は本当に「変節」したのか? 発言波紋も...参院選前から「憲法の議論を進める」主張

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

参院選の「政策各論」にも「憲法の議論を進める」

   玉木氏もツイッターで釈明した。参院選向け政策パンフレットの最後にある「政策各論」の「憲法の議論を進める」という項目の画像つきで、

「昨日の発言は従来の考え方を述べたまでです。まず積み残しになっている国民投票法改正法案について議論。国民民主党が提出している改正法案にあるCM広告規制の導入は不可欠。安倍総理の9条改憲案には明確に反対。我が党の改憲項目については党内でまとめ、党首討論などで安倍総理に論戦を挑んでいく」

と説明した。「政策各論」には、

「内閣による衆議院解散権の制約、『知る権利』を含めた新しい人権、地方自治の保障等について、国民とともに議論を深めます。国が自衛権を行使できる限界を曖昧にしたまま、憲法9条に自衛隊を明記すべきではありません」

   とあり、「自衛隊明記」に否定的な点では一貫している。ただ、番組では憲法をどう改正するかについて言及がないまま「生まれ変わった」と発言したことが疑念を呼んだ面もありそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

1 2 3 4
姉妹サイト