玉木氏は本当に「変節」したのか? 発言波紋も...参院選前から「憲法の議論を進める」主張

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   国民民主党の玉木雄一郎代表がネット番組で憲法改正に前向きな発言を繰り返し、党内に波紋を広げている。安倍晋三首相が国民民主党に秋波を送る中での発言だ。

   番組では「私ね、生まれ変わりました」と発言。玉木氏は「従来の考え方を述べたまで」と釈明しているが、それでも「変節」の疑念が広がっている。

  • 玉木氏の「生まれ変わった」発言の真意は…?(2019年6月撮影)
    玉木氏の「生まれ変わった」発言の真意は…?(2019年6月撮影)
  • 玉木氏の「生まれ変わった」発言の真意は…?(2019年6月撮影)

「もりかけ」に時間使いすぎて「本当にお詫びを申し上げたい」

   玉木氏の発言があったのは、保守系番組「報道特注」で知られる「文化人放送局」の番組。2019年7月25日に配信された。玉木氏は冒頭、国会で「もり・かけ」問題に時間を取ったことで「結果として国政の重要課題について議論をする時間が少なくなってしまった」として、「本当に反省しないといけない。本当にお詫びを申し上げたいと思います」と頭を下げた。その直後に改憲に言及した。

「その上で、私ね、生まれ変わりました。安倍総理、確かに総理の考えと私は違いますけど、憲法改正の議論は、しっかり進めていきましょう!」

   さらに、党のあり方について「どこか、とがらないといけませんからね」と説く中で、安倍氏と会談する意向も示した。

「もっとあんまり遠慮せずにね、これからの日本にとって必要だと思うことは、ばしばし言え、ということで、憲法の話もね、我々としては、憲法の改正議論は進めていきますし、安倍総理にもぶつけますよ。だから、安倍総理にも受け取ってもらいたいんですよ」
姉妹サイト