「チームの核となる選手がひとりもいない」
ヤングマン、マシソン、クック、ゲレーロ、ビヤヌエバら5人の助っ人の総年俸は12億円(金額は推定)を超え、その活躍ぶりは決して年俸に見合うものではないだろう。原監督が勝負所とする夏場を迎えて一向に調整が上がらない助っ人陣。今オフの総入れ替えはあるのだろうか。高額年俸を誇る巨人の助っ人陣の尻に火が付き始めている。
在京球団関係者は「今シーズンの巨人の外国人選手は、チームの核となる選手がひとりもいない。守護神として期待したクックが開幕早々に離脱したのは想定外でしょう。野手に関しても本来ならばゲレーロやビヤヌエバが5番を打たなければならないのでしょうが、ゲレーロは相変わらずの一発頼りで、ビヤヌエバは日本人投手の変化球に対応しきれていない。いずれにしてもオフは厳しいものになるでしょう」と指摘する。
オールスターゲーム後、3勝6敗と調子が上がらない原巨人。外国人助っ人の不振はどこまで続くのか。快走を続けてきた巨人に暗雲が立ち込めてきた。