阪神アラフォー躍動するも... 不動の4番、守護神の背信に阪神OB「勢いに水を差してはいけない」

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「思い切ってオーダーを変えても良いと思う」

   リーグで唯一、開幕からスタメン4番出場を果たす大山は、ここまで打率.274、打点54の数字を残すものの、勝負所で一発が出ず「勝負弱さ」が目立つ。この日の9回、1死2塁の場面でDeNAベンチは3番・糸井との対戦を避けて申告敬遠し、4番・大山との勝負に出た。阪神の4番にとって屈辱的なシーンだったが、結果、大山は空振り三振に終わり、DeNAベンチの采配に軍配が上がった。

   9回のマウンドに上がった守護神ドリスは1点を守り切れなかった。先頭の伊藤光捕手(30)にいきなり四球を与える不安な立ち上がり。後続2人を打ち取ったものの、2番・筒香嘉智外野手(27)に痛恨の2塁打を許し同点。20日のヤクルト戦でも1点リードの9回に同点とされており、不安定な投球が続くドリスは2軍降格の危機にある。

   ネット上では虎党から大山の4番降格、そしてドリスの守護神はく奪などの声が上がっているが、矢野燿大監督(50)はまだ動きを見せない。ある阪神OBは「ベテランの活躍でベンチは引き締まり、ナインのムードは盛り上がっている。矢野監督が大山とドリスにこだわるのはよく分かるが、思い切ってオーダーを変えても良いと思う。チームの勢いに水を差してはいけない」と話す。

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