巨人は「安全圏ではない」 原監督の継投采配に不安

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「3位までの9ゲーム差は、巨人にとって安全圏ではない...」

   今シーズンワーストとなる5連敗は阻止したものの、指揮官のタクトの振り方ひとつで大きく流れが変わってしまった。新加入のデラロサの力はいまだ未知数で、マシソンの調子も上がってこない。デラロサに加えて交流戦後のトレードで3人の投手を補強したが、オールスターゲーム後は3勝4敗と、やや失速気味でチーム状態は決して良いものではない。2位につけるDeNAは好調を維持し、3位広島も息を吹き返しつつある。

   在京球団関係者は「確かに今の巨人は強いです。継投ミスがあっても打線がカバーして勝利している。大きな連敗がないのも強みでしょう。ただ、ここにきても打順が固定出来ずにいるし、中継ぎにも不安が残る。後半戦の勢いを見ると、3位までの9ゲーム差は、巨人にとって安全圏ではないでしょう。セ・リーグの流れが変わりつつあります」と指摘する。

   24日は楽天から移籍したばかりの古川侑利投手(23)が、移籍後初の先発マウンドとなる。25日にはテイラー・ヤングマン投手(29)が約2か月ぶりに先発のマウンドに上がる。7月30日から3位・広島との3連戦、そして8月2日からは2位DeNAとの首位攻防戦を控える。5年ぶりのV奪回に向けて大きなヤマ場を迎える。

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