山田・山本「太郎」間違い、他にも? ネットで指摘の市選管は「誤りはないと考えている」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   2019年7月21日投開票の参院選比例区で当選を決めた自民党・山田太郎氏(52)をめぐり、不可解な得票数が物議を醸している。

   23日に静岡県富士宮市で山田氏の票が山本太郎氏(れいわ新選組)に誤って配分されていたことが発覚したが、新潟県上越市の票数をめぐっても同様のミスがあったのでは、との推測がネット上で出ている。J-CASTニュースが上越市の選管に見解を聞くと、「取り違える誤りはないと考えております」と回答した。

  • (左)山田太郎氏、山本太郎氏
    (左)山田太郎氏、山本太郎氏
  • (左)山田太郎氏、山本太郎氏

272→82票に激減

   「新潟の上越市もちょっと怪しいんですよね」――。富士宮市で起きた集計ミスを受け、ツイッターユーザーが投稿した推測が拡散している。

   投稿によれば、山田氏の得票数は前回(2016年)の参院選と比べ、新潟県内で上越市が唯一減少している。さらに、山本氏の同市での票は県内で最も多く、山田氏の票が山本氏に配分されている可能性があるとする。

   新潟県の開票区は39あるが、たしかに山田氏は上越市のみ前回の参院選の得票から減少(272→82)している。一方、山本氏は上越市で県内最多の1619票を獲得し、全候補中3番目の数だった。

   上越市選挙管理委員会は24日、J-CASTニュースの取材に、「職員による点検をしており、(候補者ごとの)票の束についても開票管理者と立会人7人で最終確認しています。そのため候補者名を取り違える誤りはないと考えております」と話す。

   富士宮市の選管は、集計ミスの原因を「票の束の取り違え」と説明している。

   県の選管も見解は同じで、再確認の予定はないとした。

姉妹サイト