「本当にデッドヒートだな」「待つしかないか」 音喜多駿氏、YouTubeで「実況」しながら見守る開票

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   参院選は2019年7月21日に投開票され、東京選挙区(改選数6)は「ブロガー議員」として名を売った元都議の音喜多駿氏(35・日本維新の会)はYouTubeで選挙事務所の様子をライブ中継する異例の取り組みを行う。

   インターネットを活用した選挙戦を繰り広げてきた音喜多氏は、自ら膝にノートPCをのせながら開票状況を見守った。

  • 開票を見守る音喜多駿氏(左)と柳ケ瀬裕文氏
    開票を見守る音喜多駿氏(左)と柳ケ瀬裕文氏
  • 開票を見守る音喜多駿氏(左)と柳ケ瀬裕文氏

「いま(視聴者が)1000人超えました」

   デッドヒートだ。投票締め切りの20時から数分後、NHKの出口調査で5位。当選圏内のスタートに、音喜多氏と比例代表候補の柳ケ瀬裕文氏(44・日本維新の会)の共同選挙事務所では拍手が沸いた。だが当確は出ておらず、表情は硬かった。

   ほどなくして席を立つと、持ってきたのはノートパソコン。YouTubeで選挙事務所の様子を生中継するという異例の情報発信をはじめた。「いま(視聴者が)1000人超えました」とネットを通じて実況する。柳ケ瀬氏を「やなちゃん」とニックネームで気さくに呼ぶこともあった。

   都議時代は「ブロガー議員」と呼ばれ、ブログやSNSで事細かに活動や見解を伝えてきた。この参院選もブログやツイッターをフル活用。ネット選挙を地でいく選挙戦を繰り広げ、少しずつ支持を広げた。

   「10分に1回トイレ行きますので!」「暑いですね」「22時まで待つしかないか」。中継を意識してか口数多く話していたかと思えば、しばらくPCと向き合う時間も。途中「ああ、分からんな」と正直な心境を口にする場面もあった。「楽観的な状況ではないけど、明るく」という柳ケ瀬氏に「そうですね」と前を向く。

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