岡田光世 「トランプのアメリカ」で暮らす人たち
女性議員への「出ていけ」発言を支持する米国民の本音

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   2019年7月14日、トランプ大統領はツイッターで、祖先が米国外出身の民主党の女性議員らを激しく攻撃。人種差別非難が巻き起こった。

   ここでは、日本ではあまり報道されていない、トランプ氏を支持する米世論を紹介したい。

  • 波紋を呼んだトランプ氏のツイート
    波紋を呼んだトランプ氏のツイート
  • 波紋を呼んだトランプ氏のツイート

「マスコミは社会主義を伏せ、人種差別にすり替え」

   トランプ大統領のツイートだが、正確に言えば同氏は、「米国から出ていけ」と書いたわけではない。長くなるが、これがことの発端となった主な文面だ。

So interesting to see "Progressive" Democrat Congresswomen, who originally came from countries whose governments are a complete and total catastrophe, the worst, most corrupt and inept anywhere in the world, now loudly and viciously telling the people of the United States, the greatest and most powerful Nation on earth, how our government is to be run. Why don't they go back and help fix the totally broken and crime infested places from which they came. Then come back and show us how it is done.
元々、政府が完全に崩壊し、世界のどこよりも腐敗した無能な国の出身である「革新系」民主党女性議員たちが今や、地球上最も偉大で力強い国家である米国の人々に、いかに政府を運営すべきか声高に悪辣に叫んでいるのは、とても興味深いことだ。出身国に戻り、完全に崩壊し、犯罪のはびこる場所を立て直す手助けをしたらどうか。そして、戻ってきて、われわれにやり方を教えてくれ。

   さらに15日にもトランプ氏はツイートし、「われわれは、社会主義の国にも共産主義の国にも絶対にならない」、「IF YOU ARE NOT HAPPY HERE, YOU CAN LEAVE! It is your choice, and your choice alone.(ここで幸せでないなら、出ていってもいい!。それは自分の選択、自分の選択以外にない」と4人を批判した。

   米市民であり、国民の手で選ばれた議員らに対する一連の発言は、「人種差別以外の何物でもなく、米大統領としてあるまじき発言だ」と、強い非難を浴びた。

   これに対し、ニューヨーク市に住むアンソニー(40代)は、「彼女たちの出身地や人種、宗教が気に入らないんじゃない。問題は、彼女たちの言動だ」と言い切る。「トランプの弾劾を呼びかけ、やることなすこと反対する。国民皆保険や大学無償化を押し付け、社会主義や共産主義にこの国を変えようとしている。マスコミは社会主義ということは伏せ、人種差別問題にすり替えているんだ」

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