「僕が呼ばれたら」...日本代表はピンチ!?
そんな大野選手だが、今回の日本代表合宿には召集されなかった。その心の内を聞くと、
「もちろん選手である以上、(代表戦に)出たいという気持ちはあります。でも、現時点のJAPANに僕が呼ばれるとするなら、チームが危機的状況だ...っていうことでしょ」
あくまで「ケガ人もなく、現戦力で戦いきる」ことを強調した。
また、大野選手は2019年5月発刊の子供向けのラグビー解説書「はじめてのラグビー」(世界文化社、1500円+税)の監修を務めた。ブレイブルーパス府中ジュニアラグビークラブへの指導をカラー写真で解説しているほか、「ひとりじゃ何もできない」「相手の痛みを学べる」「ミスを取り返すチャンスがたくさんある」といった、大野選手の言葉も満載。子供にはもちろん、ラグビーをあまりご存じない親御さんにも分かりやすい書籍だ。
大学から本チャン外でラグビーを始め、試合や練習に耐えうる屈強な体を作り上げ、41歳になってもグラウンドに立ち、そして未来のラガーマンの礎となる大野選手。「規格外」という言葉では語りつくせないほどの存在である。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)