賞金総額「100億円以上」の大会も... 最近のプロゲーマーはどのくらい「稼いで」いる?

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「食べていけない」プロも...試行錯誤続く

   eスポーツの賞金額はタイトルごとに大きく異なるのが一般的で、賞金額の大きなタイトルでは高収入を得る選手が登場する一方、賞金額が安い、もしくはほとんど存在しないタイトルではプロを名乗りながらも競技だけでは食べて行けないゲーマーたちも数多く存在している。

   このような不安定な状況を打破する試みは世界各地で行われており、日本でもCyberZが運営する「シャドウバース プロリーグ」では賞金のほかに選手1人に月30万円の給料が支払われ、生活の不安が無い状態で競技に専念できるような仕組みとなっているが、結果を残せなかった選手が数カ月で卒業を余儀なくされて物議をかもすなど、未だ試行錯誤が続いている状態だ。

   今後、eスポーツの賞金や報酬形態がどのような推移を見せるか予断を許さないが、ゲームで食べて行きたいと望むすべての選手が最低限の生活を維持できるような仕組みが構築されることを、筆者は切に祈っている。

(eスポーツライター 早川清一朗)

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